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死に至る危険性もある!?デトックスの真実

2010年3月12日

デトックスって聞いたことありませんか?
デトックスダイエットとか、足裏デトックスなど、ある時期から爆発的に流行しています。

知っている人も多いと思いますが、デトックスとは『解毒』という意味。
ではその解毒されるべき毒とはどのように身体に入ってくるのでしょうか?

大きな要因は『食べ物』。

現代の食生活では、ごく普通に暮らしていても1年間で数キロもの科学的な添加物を摂っており、有害物質が身体に溜まっていっているといわれています。
その結果、イライラしやすくなったり、ホルモンバランスを崩してしまったり、アレルギー症状を起こしやすくしてしまったりしています。

デトックスの方法にはマッサージやプチ断食、水分補給、入浴など様々な方法があります。

この中でもプチ断食とは、1日の中で1食分の食事を抜いたり、数日間軽い食事にするといったものです。
毎日休みなく働いている消化器官を休め、その働きや位置を回復すると共に、溜まっている脂肪を燃焼させる効果があります。

ところが、デトックスで有害物質を排出しようとしても、必ずしも効果が上がるとは限りません。
なぜなら、デトックスにおいて体外に排出すべき有害物質と栄養として必要な物質を区別することは非常に難しいからです。
そのため、過剰にデトックスをすると、栄養失調になる可能性があります。

また、水分補給によるデトックスでは、水分をたっぷりとって新陳代謝を高めると共に、満腹感を得て食事の量を抑えます。

ところが、これは健康を害する大きな危険性があるんです。

のどが乾いてもいないのに水分を過剰に取ると水中毒になります。

血液中のナトリウム(塩分)濃度が低くなりすぎてしまい、浸透圧の関係で細胞に水分が過剰に入って細胞内が水浸しになってしまいます。
すると脳が膨張してしまい、頭痛、吐き気、めまい、意識の混濁、最悪の場合には死に至ります。

さらに、水を大量に摂取することによって、有害物質を体外に排出できるという科学的な証拠はほとんどありません。

このように、デトックスには危険もありますが、デトックスの基本的な理念は野菜をたくさん食べて、便秘を予防し、適度な運動を心がけ、リラックスするということ。
これは、いわゆる「健康的な生活」のことですよね。

デトックスという新しい言葉に飾られていますが、伝えようとしているメッセージは昔から伝えられているものなのではないかと思います。


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