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食育コラム

■トレーサビリティ

「食品トレーサビリティ」とは、一体何を意味するのでしょうか。
おおざっぱに言えば、野菜や肉などの生鮮食品について、生産・流通の履歴を辿ることができることです。

「トレーサビリティ」が実現されると、私たち消費者にとって、何がメリットとなるのでしょうか。
食品が「いつ・どこで・だれによって・どのように」生産され、どこを流通してきたのかがわかるので、「安心・安全」に食品を選ぶことができるようになります。 国や企業は「トレーサビリティ」を実現し、消費者の「食への不信感」を取り払おうと、システム構築をすすめています。

しかし、ただ単にシステムがつくられただけでは、消費者はメリットを享受できません。トレーサビリティにより、どのような情報を得ることができ、どのようにして自分たちの生活に活かすことができるのかを知ってこそ、はじめて意味を持つのです。
たとえば、「この野菜は、普通のものよりも長い時間日光に当てて育てられたので、栄養価が2倍です。」のように、「どんな栽培方法・環境なのか」ということだけでなく、「だから、○○です。」といった、わかりやすいかたちで情報が提供されてはじめて、消費者にとって有用なものとなると言えるでしょう。
また、消費者の側もある程度の知識を持って、"賢い消費者"となり、情報を活用していくことが必要になるでしょう。
「トレーサビリティ」は安心できる食材を選ぶための手助けであると、考えられますね。

■LOHAS

LOHAS(ローハス)とは、
Lifestyles oHealth and Sustainability
の頭文字をとった言葉で、「健康を重視し、持続可能な生活を心がけるライフスタイル」を指します。

具体的には、どのようなことを心がけているのでしょうか。
身近なところでいうと、
<環境にやさしいライフスタイルにする>
商品を購入する際、環境に配慮された商品を選ぶことが大切だ、という考えを持っている。
<なるべく薬に頼らない>
食や運動に気をつかい、健康な生活を送るようにする。
<ヘルシーな食品や、自然由来の成分できた製品を使う>
有機栽培の野菜などを選ぶようにする。

その他にも、地球環境にやさしいエネルギーの実現を支持する、など、いろいろなスタイルがあります。
では、なぜこのような人々が増えてきたのでしょうか。ものが溢れ、使い捨てが助長されてきた先進国では、物質的な「豊かさ」を得ると同時に、深刻な環境問題に直面しはじめました。また、これまでの常識にとらわれない、新しい価値観を持った人々が現れ、地球環境や自己啓発を重視するようになりました。 このような背景のもとで、健康や環境を重視したライフスタイルを追求する消費者が生まれたのだと言われています。
LOHASは、時代を反映したライフスタイルであり、生まれるべくして生まれたライフスタイルである、と言えるでしょう。

■地産地消

最近よくとりあげられる、"地産地消"という言葉。地域生産・地域消費の略語ですね。
「地域で生産されたものを地域で消費する」という考え方は、昔の人からみれば、まったくもって当たり前のことだろうと思います。
しかし、現代の生活では、遠くの地域(日本にとどまらず海外など)から輸送されてきたものを普通に食べています。時期から外れたものや、その土地では採れないものを食べられるのは、むしろ便利なことであるような気もします。

では、なぜ"地産地消"が注目されているのでしょうか?

私たちの体は、地域の環境によって作られています。野菜などの作物は、水や土や空気など、身の回りにあるものからできていて、それを食べて私たちは生きているのです。食べ物だけが安全でも、地域の環境が悪ければ、私たちの体に悪影響が出てしまうことは言うまでもありません。"地産地消"には、地域で消費することにより、地域の環境を守る地域の生産を支えるという役割があるのです。

食育基本法の推進基本計画(案)では、学校給食での"地産地消"の推進が一つの大きな柱となっています。地域の産品の使用割合(食材数ベース)を、全国平均で2004年度の21%から、10年度までに30%以上にする。という目標が設定されているようです。 地域の環境を守るという観点のみでなく、「地域の産業や文化に関心を持たせる教育的効果」も期待できるとして、盛り上がりをみせています。

■企業の食育戦略

食や健康への関心の高まりは、私たち消費者だけでなく、企業の戦略にも影響を与えています。売上の拡大や集客を狙って「食育」を営業戦略に採り入れるスーパーや外食産業が増えています。いくつかの例をとりあげてみましょう。

<イトーヨーカ堂>
夏休み期間中、東京・葛西店で開いた子ども向け食育イベントには、5日間で延べ400人が参加したそうです。
<イオン>
健康食品の試食のほか、脳年齢や骨密度の測定ができる体験コーナーを東京・ジャスコ品川シーサイド店に設置し、大人にも人気を集めたそうです。
<無印良品(有楽町店)>
食育講座「食べる」教室には、子連れの母親など約25人が1500円の受講料を払って参加するなど、関心の高さを象徴していました。
<モスフードサービス>
店長が小学校に出向き、レタスの食べ比べや正しい食事教室を開いています。
<日本マクドナルド>
キャラクターのぬいぐるみを100以上の幼稚園などに派遣して、朝食の大切さを教えているそうです。

情報収集のアンテナを広げて、利用できるものは利用してみるとよいかもしれません。
(参考)朝日新聞2006年10月17日

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