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食育コラム

■キッチンの衛生はだいじょうぶ?

みなさん、家庭内のどこがいちばん細菌に汚染されていると思いますか?
大腸菌群で汚染されている物の上位5位は、
排水口のごみ入れ・食器用スポンジ・シンク・洗いおけ・台ふきん
だそうです。
調理や食事の場であるキッチンまわりが細菌汚染されており、食中毒のリスクの高いことが懸念されます。ちなみに厚生労働省が報告しているここ数年のデータによると、食中毒発生件数のうち2-3割は家庭からだそうです。

では、普段の生活で、みなさんはキッチン周りを清潔にするためにどのような方法をとっていますか?
「水洗い(水拭き)」または「台所用洗剤による洗浄」、まな板、食器用ふきん、台ふきんには「漂白剤」、食器用スポンジには「スポンジの除菌ができる台所用洗剤」などが多いようです。
しかし、シンク、調理台、食事用テーブルなどは、除菌を意識した手入れはあまりおこなわれていないようです。食材に付着していた菌が手や道具を介してキッチンに広がってしまうので、まな板や食器用ふきん、台ふきんなどの"菌を広げる道具"の衛生面にもっと気をつかうべきなのです。ついつい「まだキレイだからいいや」という感覚になってしまいがちですが、
「見た目の汚れ具合≠細菌による汚染の度合」
だという意識が重要です。こまめな除菌で、衛生的なキッチンから、安心・安全な食生活を!
(参考)花王生活文化研究所 『くらしの科学レポート』 

■噛むこと

みなさん、子どもの頃から、「よく噛んで食べなさい。」と言われてきましたよね。 そして、お子さんがいらっしゃる方であれば、「よく噛んで食べなさい。」と言ったことがあるかと思います。
では、「よく噛む」ことから得られるメリットはどのようなことでしょうか。
しっかり噛んで食べることは、食事をよりおいしく味わうことのほかに、健康な体をつくるためのいろいろな効果があります。そのうちのいくつかを見ていきましょう。

<正しい歯並びを作る>
あごが発達して丈夫になり、歯が並ぶスペースが十分にできて、歯並びが良くなります。
<消化が良くなる>
唾液の分泌が促進され、食物の消化を助け、胃腸の負担が軽くなります。
<唾液に抗菌作用がある>
唾液がたくさん分泌されると、細菌の増殖が抑えられ、虫歯や口臭などを防いで、口の中を清潔に保つことができます。
<脳の働きが活発になる>
よく噛んで脳を刺激すると、満腹感による肥満予防の効果や老化防止にもつながります

また、血液の循環も良くなりますし、食べ物の味がよくわかるようになり、味覚も発達します。
噛む力をつけるには、噛み応えのある食品をたくさん噛んで食べることです。食卓に噛み応えのある食品を、一品でものせられるとよいでしょう。和食は、野菜・海藻・小魚・豆などを使った、理想的な「噛む力をつける」食事です。「噛む」ことの大切さを再認識しましょう!!

■大人になっても肥満!?

厚生労働省の「国民栄養調査」によると、6〜14歳における肥満の割合について、1976年から2000年までの年次推移をみると、男女とも、9〜11歳でその増加が大きく、1996−2000年では、男子で15.0%、女子で12.2%となっています。30年前は、男子が8.4%、女子が7.5%でした。他の年齢においても、肥満の割合は8〜10%みられるそうです。
つまり、6〜14歳の児童・生徒の10人に一人は肥満であるということになります。ちなみに、ここでいう「肥満」とは、標準体重の20%以上の体重があることと定義されています。

では、なぜここ30年の間に、子どもの肥満が増えてしまったのでしょうか。さまざまな要因が考えられます。
朝食を抜く子どもの増加、食の好みの変化、運動不足、間食のとりすぎなど、みなさんも思い浮かぶものだと思います。
朝食の欠食は、低年齢化しているようです。(社)日本小児保健協会の「平成12年幼児健康度調査」によると、1〜6歳においても"週に1〜2回しか食べない"子どもが2%前後みられます。"週に1〜2回ぬく""週に3〜4回ぬく"をあわせると10%前後になるそうです。
食事を抜くとどのような悪影響があるのでしょうか。
食事の回数を減らすと、体内の脂肪を蓄える能力を高めてしまうことになります。また、空腹感から、次の食事でまとめ食い・早食いをしてしまい、太る原因となります。子どものときの習慣は大人になってもなかなか直るものではありません。習慣が直らないだけでなく、子どものときに肥満だと、40〜80%の確率で成人したときの肥満につながると言われています。将来、生活習慣病にかかる可能性が非常に高くなってしまうのです。

肥満の防止は、食生活の改善と適度な運動を心がけることから始めましょう。食事のポイントは、高カロリーの食品を控え、満腹感の感じられる工夫をすることです。歯ごたえがあり食物繊維を多く含む、海藻類やキノコ類などを食事に取り入れるようにしましょう。自然と噛む回数も増え、満腹感を得やすく、早食いの防止にもなるでしょう。子どもが小さいうちから、よい食習慣をつけていければ、大人になってからの肥満も減っていくでしょう。

■味覚の形成

近年、「スープが水のように感じる」、「ケーキを食べても甘く感じない」などの症状を訴える子どもが増えているようです。いわゆる"味覚障害"という症状です。

人間の味覚の発達は、10〜15歳頃までに終わるといわれていますが、しっかりとした味覚が形成されないうちに、強い味付けのものを頻繁に食べてしまい、味覚障害に陥る子どもが増えているのです。

味の基本は、「甘味」「塩味」「旨味」「酸味」「苦味」の5つといわれます。
甘味、塩味、旨味は好みの差が少ないのですが、酸味、苦味の好みには個人差があります。
味覚は年齢に応じて少しずつ発達していきます。生後2〜3ヶ月から、味に対する好みの差が出てきます。甘いもの好きは離乳期から始まります。生命維持のための炭水化物の必要性という生理的欲求から、甘いものを嗜好するのです。小学校低学年では、味覚が未発達な場合が多く、おいしいと感じるのは、「甘味」や「塩味」だけになりがちです。「酸味」や「苦味」は難しい味なのです。しかし、小学校高学年から中学校にかけて、体の発育とともに味覚も発達していき、食べられるものが増えていくのです。

色々なものを食べることによって、経験や学習が積まれ慣れていくので、偏りなく様々なものを食べる機会をつくっていかなければなりません。
また、インスタント食品などのジャンクフードのように、刺激の強い味の食品に、舌が慣れてしまわぬように注意する必要があります。

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