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食育コラム

■食品添加物

私たちの身の回りの食品のほとんどには食品添加物が使用されています。
何かというと悪者扱いされがちな食品添加物ですが、重要な役割を担っています。
例えば豆腐。豆腐は「塩化マグネシウム・グルコノデルタラクトン」という添加物が入っていないと固まらないので、製造できません。
赤ちゃんの粉ミルクにいたっては、各種ビタミン類、水酸化カルシウム、硫酸銅、硫酸亜鉛などを食品添加物で加えないと、赤ちゃんの健康が脅かされることになります。
また、食料自給率が低く、食料の約60%を海外に頼っている日本は、食糧の輸送に掛かる時間が長く、その間に品質を保つためにも食品添加物はどうしても必要である部分もあるのです。

こうして使用されている食品添加物は、厚生労働省により使用できる種類や量が指定されています。
使用が許可されている食品添加物は動物実験から体に影響のない量を求め、さらにその100分の1の量を健康に害のない量として使用許可しています。
つまり、使用されている食品添加物は健康に害の無いものが健康に害の無い量だけ使用されているのです。
この健康に害がないと使用を許可されている添加物は1種類だけなら害がないかもしれません。
しかし、複数の添加物を同時にとるということは実験の中では考慮されていないので、複数の食品添加物を同時に摂ったときの安全性は確かめられていないのです。
また、食品添加物には亜鉛の吸収を防ぐ働きがあるものが多く、それらを多く含むファーストフードや加工食品ばかりの食生活により、亜鉛不足の人が増加しているのです。
この亜鉛不足の状態が続いた結果、味覚障害になってしまった人も現代では少なくありません

最近は私たち消費者にも食品添加物を避ける動きがでています。
この流れに合わせ、食品添加物を使っていないことをアピールする商品も増えてきています。
例えば、食品添加物の一種である保存料不使用のコンビニのおにぎり。
表示を見ると確かに保存料は使用されていませんが、ph調整剤というものが使用されていることが多いです。
このph調整剤は保存料の代わりにおにぎりの保存性を高めるものです。

保存料とph調整剤は毒性に違いはありませんが、ph調整剤は保存料の10倍の量を使用しないと細菌の繁殖を抑えることが出来ません
つまり、保存料不使用ということは必ずしも身体にとって安全であるということにはならないのです。

このように食品添加物には一長一短がありますが、食品添加物がどうしても必要である以上、上手に付き合っていくことが大切ですね。

■遺伝子組み換え作物

安全性に疑問の声が上がっている遺伝子組み換え作物。
遺伝子組み換え作物の90%以上はアメリカ、アルゼンチン、ブラジル、カナダの4カ国で作られており、現在、世界中で食卓に上っています。

遺伝子組み換え作物の長所は、これまでの品種改良と異なり、作物の性質を短期間に簡単に変えることができるということです。
そのため作物の性質を変え、これまで作物の栽培ができなかった地域において食糧を生産できるようになり、食糧不足を改善できると言われています。

しかし、遺伝子組み換えはこれまでの交配によって行っていた品種改良とは異なり、ヒトとイネ、クラゲと大豆のように異なる種の遺伝子を組み替えることもでき、全く新しい生命体を作り出しているものです。
そのため想定していなかったことが起こっています。

組み換えられた遺伝子が新しい毒素やアレルギーの原因となり、人体に影響を及ぼす可能性があります。
こうした被害は既に起きており、アメリカでは健康食品として販売されていた必須アミノ酸の一つである「L−トリプトファン」を食べた人が、「好酸球増加筋肉痛症候群」という症状を起こしました。
1988〜89年にかけて判っているだけでも米国を中心にして約1,600人の被害者を出し、そのうち38人が死亡しています。
その「L−トリプトファン」製剤は、日本のある企業が遺伝子組み換えをした細菌に作らせて製品化したもので、予期せぬ2種類のタンパク質が生成され、それがある体質の人に作用した結果のことでした。

また遺伝子組み換えによって除草剤に強い作物の栽培する場合、除草剤の使用量が増え、残留農薬が人体に影響を及ぼす他、生物の多様性や環境を脅かしています。

遺伝子組み換え作物についてはまだまだわからないことだらけ。
長期的に見た人体や環境への影響についてはまだまだ考える必要があるのではないでしょうか?

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